温度計のセンサーがおかしくなる理由

温度計を使っていてセンサーに異常があらわれたと感じる数値を示す場合は、故障以外にも様々な原因が考えられます。故障と断定して修理に出したり交換するのも1つの方法ですが、原因を調べて対処するのも手です。割りとよくある初歩的な原因としては、冷暖房器具や直射日光、隙間風などの影響が挙げられます。冷暖房器具と直射日光は説明するまでもありませんが、案外隙間風によって温度計のセンサーを狂わせるケースが珍しくないです。

一見、風の通り道がなさそうに思える場所でも、少なからず隙間風が入ってくる場合がありますから、他に原因が見つからない時は特に念の為確認をおすすめします。外的要因が見つからずそれでも温度計のセンサーがおかしい場合は、接続に問題がないか確認する必要があります。これはセンサーを外部接続するタイプの温度計が対象で、接続が不十分だったり接点不良が発生していると数値がおかしくなる問題です。接続し直しても改善しない時は、接点部分を柔らかい綿棒などで汚れを拭き取ってから再接続して確かめます。

センサーのケーブルが断線している場合は数値を示しませんが、断線し掛かっている場合は一見すると正常に見えて、時折数値が大きく上下する現象があらわれるので注意です。このように厄介なのは明らかに故障している場合よりも、目に見えない要因が影響を与えていたり完全に壊れていない場合で、原因の特定に切り分けが必要なケースだといえます。

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